【2025年最新】ボビー・ウィットJrのWARはいくつ?ロイヤルズでの年度別や通算成績やキャリアハイも経歴も紹介

【2025年9月最新】ボビー・ウィットJrのWARはいくつ?ロイヤルズでの年度別や通算成績やキャリアハイも経歴も紹介 WAR

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メジャーリーグを語るうえで欠かせない指標のひとつが「WAR(Wins Above Replacement)」です。

WARは、ある選手が「控え選手と比べて何勝多くチームにもたらしたか」を数値化した総合評価で、打撃・守備・走塁すべてを含めて比較できる点が大きな特徴です。

皆様の中には、

  • そもそもWARって何?
  • ボビー・ウィットJrのWARを知りたい!
  • ボビー・ウィットJrって正直どれくらい活躍してるの?

という疑問を抱えている方はいらっしゃるはず。

そこでこの記事では、WARの定義やfWARとrWARの違い、メリットと限界を整理したうえでボビー・ウィットJrのシーズン別・通算成績を具体的に解説します。

WARとは何か?何を評価する指標か

WARは選手の総合的な貢献度を示す重要な評価指標です。ここでは以下の順に解説します。

  • セイバーメトリクスとWARの関係性
  • WAR(Wins Above Replacement)の定義と計算
  • fWARとrWARの違い
  • WARのメリット

セイバーメトリクスとWARの関係性

WARを正しく理解するには、まず「セイバーメトリクス」という言葉を知っておく必要があります。

セイバーメトリクスとは、野球を「勘や経験」ではなく「客観的なデータ(統計学)」で分析する手法のことです。

セイバーメトリクスによって「OPS」など様々な指標が生まれましたが、その中で「野手や投手を問わずに、選手の総合力をたった1つの数字で表そう」として作られた指標こそが、これから解説するWARです。

WAR(Wins Above Replacement)の定義

WARとは「Wins Above Replacement」の略称です。代替選手、つまり控えレベルの選手と比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

打撃、走塁、守備、投球などすべての要素を数値化し、統合して算出します。一般的に代替レベルのチームは勝率が約.320とされ、162試合で52勝程度しかできません。

基準と比較し、WARは選手がどれだけ勝利に貢献したかを数値化。打率や本塁打のように一側面だけではなく、総合的に選手の価値を評価できる点が特徴です。

fWARとrWARの違い

WARには主にfWARとrWARの二種類があります。

fWARは野手の守備をUZRで評価し、投手はFIPをベースに算出する方法です。fWARは守備の影響を取り除けるため、理論的に投手の純粋な力を測れる指標です。

一方、rWARはBaseball Referenceで用いられる算出方法です。守備はDRSを使用し、投手は実際の失点ベースで評価する点が異なります。rWARは実際の試合結果に基づいた評価で、現実に近い数字を出すと言えます。

WARのメリット

WARの最大のメリットは1つの数値で総合的な価値を比較できる点です。野手と投手を同じ基準で評価できるため、MVP投票や殿堂入り議論で活用されます。

また、WARは契約交渉や年俸評価でも重要な基準とされています。近年では「1WARは数百万ドルの価値」とも言われています。

ここまでWARの定義などの難しい話をしましたが「専門用語ばかりでイメージしにくい…」と感じた方もいるかもしれません。

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ボビー・ウィットJrの経歴や年度別・通算の成績

ボビー・ウィットJrはキャリアハイのシーズンを含め通算成績でも素晴らしい記録を残しています。ここでは以下の順に解説します。

  • ボビー・ウィットJrの経歴
  • ボビー・ウィットJrの年度別のWAR
  • ボビー・ウィットJrの通算の打撃成績

ボビー・ウィットJrの経歴

ボビー・ウィットJrは2000年6月14日生まれの内野手で、ポジションは遊撃手です。2019年MLBドラフトでロイヤルズから全体2位指名を受けてプロ入りしました。

高校時代から守備力と走力に定評があり、プロ入り後も俊足巧打の5ツールプレイヤーとして期待されました。

2022年にメジャーデビューすると150試合に出場し、打率.254、20本塁打、30盗塁を記録新人王投票では4位に入り、スター選手となります。

2023年は158試合で打率.276、30本塁打、49盗塁を記録し、WARは4.3と前年から大幅に上昇しました。

2024年にはキャリアハイとなるWAR9.4を記録し、首位打者やシルバースラッガー賞を受賞、MVP投票では2位に入り、2024年時点でスーパースターとなります。

2025年も安定した打撃と守備でWAR7.0を残しており、4年間の通算WARは21.6に到達しました。遊撃手という守備負担の大きいポジションでこれだけのWARを積み上げている点は評価されるべきでしょう。

今やデータで見るとスター選手と言えるボビー・ウィット.Jrですが、実はこうしたデータ野球は、スター選手を獲れない貧乏球団の苦肉の策から始まりました。

「現在の華やかなデータ野球は、どこから始まったのか?」 その熱い歴史を知りたい方は、ノンフィクション映画『マネーボール』を見てみてください。

ボビー・ウィットJrの年度別のWAR

年度別のfWARrWARは以下の通りです。

年度fWARrWAR
20222.30.9
20235.94.3
202410.59.4
20258.07.0
通算26.721.6

FanGraphsのfWARはUZRやwRC+を用い、攻撃と守備を総合的に評価します。一方でBaseball ReferenceのrWARは守備指標にDRSを使うため、特に守備の評価で差が出やすいのが特徴です。

ボビー・ウィットJrはデビュー年の2022年はfWAR2.3に対してrWARは0.9と差があり、守備の評価方法が影響していることが分かります。2023年はfWAR5.9、rWAR4.3といずれも前年を大きく上回り、攻守両面での成長を示しました。

2024年はキャリアハイのシーズンで、fWAR10.5、rWAR9.4とMVP級の成績で、遊撃手という守備的なポジションを考慮すると価値が高いです。

2025年は打撃面で少し落ち着いたものの、fWAR8.0、rWAR7.0と引き続き高い水準を維持しました。

通算ではfWAR26.7、rWAR21.6に到達しており、25歳にして既に歴代有力選手と比較できるレベルに入っています。

遊撃手でこれほどの通算WARを積み重ねている点でボビー・ウィットJrは攻守走を兼ね備えた選手と言え、今後の成長を考えるとさらにWARを伸ばしていく可能性が高いです。

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ボビー・ウィットJrの通算の打撃成績

ボビー・ウィットJrの通算の打撃成績は以下の通りです。

項目成績
試合626
打数2491
安打722
本塁打105
打点373
得点403
盗塁148
打率0.290
出塁率0.340
長打率0.504
OPS0.844

通算で打率.290、OPS.844と安定した打撃力を維持している点です。通算105本塁打に加え、147盗塁を記録しており、長打とスピードの両立がはっきりと見て取れます。

特に2024年はキャリアハイのシーズンで、打率.332、OPS.977を残し、首位打者とシルバースラッガー賞を獲得しました。通算成績においてもOPSが.840を超えていることは、遊撃手という守備の負担が大きいポジションを考えると極めて優秀です。

また、安打数719本のうち二塁打が多く、俊足を活かした長打の広がりもボビー・ウィットJrの強みです。

盗塁は毎年30前後を記録しており、2023年の49盗塁を筆頭に積極的な走塁でチームの勝利に貢献しました。

得点数403や打点370という通算数字からも、攻撃面での総合的な貢献度が高いことが分かります。

今後は殿堂入りクラスの成績を残すことは間違いないボビー・ウィットJrの活躍に期待しましょう。

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WARへの批判的な見方

WARは総合的な評価指標として広く利用されていますが、決して万能ではありません。fWARrWARの算出方法には違いがあり、同じ選手でも数値が異なることから「どちらを信じるべきか」と疑問を持つ声も多い事実があります。ここでは以下の順でWARへの批判や限界を整理します。

  • WARの限界
  • 「WARは出場機会で増える」「見かけ倒しでは?」との批判

WARの限界

WARは便利な指標ですが、限界も明確で、まずfWARとrWARで守備評価の基準が異なるため、選手の数値が一致しません。

UZRを使うfWARと、DRSを用いるrWARでは同じプレーを評価しても結果が変わります。また、投手の評価方法にも違いがあり、FIPを採用するfWARと実際の失点を考慮するrWARでは数値に差が出ます。

さらに、WARは環境要因やチーム状況を完全に反映できません。球場の広さや守備陣のレベルが選手の数値に影響するため、単純に比較することには限界があると言えるでしょう。

「WARは出場機会で増える」「見かけ倒しでは?」との批判

WARは積算型の指標なので、出場機会が多いほど数値が増えやすい特徴があります。そのため「レギュラーで出続ける選手はWARが高くなるが、本当に実力差を反映しているのか」という批判もあります。

例えば、シーズンを通して安定して出場する選手は、突出した打撃成績がなくてもWARを積み上げることが可能です。そのため「見かけ倒し」と捉えられることがあります。

さらに、短期間で圧倒的な成績を残す選手よりも、平均的な活躍を続けた選手が高く評価されるケースもあります。

こうした点から、WARは選手評価の一助にはなるものの、万能な指標ではなく、OPSや防御率など他のデータと併用してこそ、正確な選手の評価につながると言えるでしょう。

こうしたWARの批判はセイバーメトリクスを導入した当時、最も盛んに起こりました。「データ重視の改革派か?」それとも「スカウトの目重視の従来派か?」セイバーメトリクス導入時の議論を詳細に描いたノンフィクション映画『マネーボール』はU-NEXT無料トライアルで視聴可能です。

リアルタイムでボビー・ウィットJrを応援しよう【まとめ】

WARは選手の総合的な価値を数値化できる便利な指標であり、打撃・守備・走塁すべてを比較できる点が大きな魅力です。

ボビー・ウィットJrはキャリアハイとなる2024年のWAR9.4を筆頭に、通算でも21.6を記録し、遊撃手という守備負担の大きいポジションで突出した成績を残しています。

今後は殿堂入り候補に名を連ねる可能性も高く、リアルタイムでプレーを追う価値があります。

WARなどの指標は、試合中に「今のプレーで数値がどう動いた?」と手元のデータと照らし合わせると観戦の深みが変わります。ただ、スマホでは画面が手狭です。

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なお、当ブログではイチローのWAR大谷翔平のWARについても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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