【2025年最新】大谷翔平のWARはどれくらいか?メジャーでの通算成績、fWARやrWARも比較

【2025年8月最新】大谷翔平のWARはどれくらいか?メジャーでの通算成績、fWARやrWARも比較 WAR

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メジャーリーグを語るうえで欠かせない指標のひとつが「WAR(Wins Above Replacement)」です。

WARは、ある選手が「控え選手と比べて何勝多くチームにもたらしたか」を数値化した総合評価で、打撃・守備・走塁すべてを含めて比較できる点が大きな特徴です。

皆様の中には、

  • そもそもWARって何?
  • 大谷翔平のWARを知りたい!
  • 大谷翔平って歴代でどれくらい凄い成績を残したの?

という疑問を抱えている方はいらっしゃるはず。

そこでこの記事では、WARの定義やfWARとrWARの違い、メリットと限界を整理したうえで、大谷翔平のシーズン別・通算成績を具体的に解説します。

WARとは何か?何を評価する指標か

WARは選手の総合的な貢献度を示す重要な評価指標です。ここでは以下の順に解説します。

  • セイバーメトリクスとWARの関係性
  • WAR(Wins Above Replacement)の定義と計算
  • fWARとrWARの違い
  • WARのメリット

セイバーメトリクスとWARの関係性

WARを正しく理解するには、まず「セイバーメトリクス」という言葉を知っておく必要があります。

セイバーメトリクスとは、野球を「勘や経験」ではなく「客観的なデータ(統計学)」で分析する手法のことです。

セイバーメトリクスによって「OPS」など様々な指標が生まれましたが、その中で「野手や投手を問わずに、選手の総合力をたった1つの数字で表そう」として作られた指標こそが、これから解説するWARです。

WAR(Wins Above Replacement)の定義

WARとは「Wins Above Replacement」の略称です。代替選手、つまり控えレベルの選手と比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

打撃、走塁、守備、投球などすべての要素を数値化し、統合して算出します。一般的に代替レベルのチームは勝率が約.320とされ、162試合で52勝程度しかできません。

基準と比較して、WARはその選手がどれだけ勝利に貢献したかを数値化します。そして打率や本塁打のように一側面だけではなく、総合的に選手の価値を評価できる点が特徴です。

fWARとrWARの違い

WARには主にfWARとrWARの二種類があります。

fWARは野手の守備をUZRで評価し、投手はFIPをベースに算出する方法です。fWARは守備の影響を取り除けるため、理論的に投手の純粋な力を測れる指標です。

一方、rWARはBaseball Referenceで用いられる算出方法です。守備はDRSを使用し、投手は実際の失点ベースで評価する点が異なります。rWARは実際の試合結果に基づいた評価で、現実に近い数字を出すと言えます。

WARのメリット

WARの最大のメリットは1つの数値で総合的な価値を比較できる点です。野手と投手を同じ基準で評価できるため、MVP投票や殿堂入り議論で活用されます。

また、WARは契約交渉や年俸評価でも重要な基準とされています。近年では「1WARは数百万ドルの価値」とも言われています。

ここまでWARの定義などの難しい話をしましたが「専門用語ばかりでイメージしにくい…」と感じた方もいるかもしれません。

実は、セイバーメトリクスを理解するのに、いきなり数式を覚える必要はありません。まずはデータ野球の原点で、メジャーリーグを舞台にしたノンフィクション作品『マネーボール』に触れてみるのがおすすめです。

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大谷翔平のWARのシーズン別・通算

大谷翔平

大谷翔平は二刀流であるため、投手と野手のどちらでもWARを評価できます。以下の順で、fWARとrWARを合計した数字も紹介します。

  • 大谷翔平のfWAR
  • 大谷翔平のrWAR

大谷翔平のfWAR

FanGraphsのfWARでは、投打の貢献を別々に算出するため、大谷翔平の選手の価値が明確にわかります。

特に打者としてのOPSやwRC+を重視して評価され、近年は40本塁打以上のシーズンで大きく数値を伸ばしました。

投手としても高奪三振率と安定した防御率により、毎年プラスWARを記録しています。以下の表はシーズンごとのfWARを投手・打者・合計で示したものです。

シーズン投手fWAR打者fWAR合計fWAR
20181.12.73.8
20191.61.6
2020-0.10.0-0.1
20213.05.08.0
20225.63.69.2
20232.36.68.9
20248.98.9
20251.97.69.4
通算13.835.949.7

少しわかりづらいので以下のグラフにまとめてみました。

大谷翔平のWAR推移を見ると、2018年以降はケガや不調の年もあるものの、2021年以降は常に年間7~10前後のWARを積み上げ、投打両面で安定した数字を維持。

特に2022~2023年は投手・打者の双方でハイレベルな成績を残し、二刀流として歴史的な存在感を示しています。

2024年はトミージョン手術の影響で投手は全休でしたが、打者として史上初の50本塁打50盗塁を記録(最終成績は54本塁打59盗塁)しました。盗塁死はわずかに4です。

大谷翔平は数字だけを見れば順風満帆に見えますが、2024年は開幕直後に「長年のパートナーの裏切り」という最大の危機がありました。

普通ならメンタルが崩壊してもおかしくない状況で、なぜ大谷翔平は50-50という史上初の偉業を成し遂げられたのか?

「SHO-TIME 3.0」で描かれるロバーツ監督やチームメイトの証言と「舞台裏の真実」を知れば、大谷翔平のWARの数値がより重みを持って見えてくるはずです。

報道では語られなかったその全貌を、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

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いったい、大谷翔平は、どのようにしてメンタルとフィジカルを保ち、50-50という歴史的偉業と世界一を獲得するに至ったのか。
現地の番記者がチームスタッフや選手の証言で明かす、生きる伝説の真実の肖像!

大谷翔平のrWAR

大谷翔平のrWARの表は以下の通りです。rWARもグラフにしました。

シーズン投手rWAR打者rWAR合計rWAR
20181.32.74.0
20192.42.4
2020-0.40.0-0.4
20214.14.99.0
20226.23.49.6
20233.96.110.0
20249.29.2
20251.16.67.7
通算16.135.451.5

2018年はメジャー1年目ながら投手1.3、打者2.7の合計4.0を記録し、二刀流として活躍し、新人王を獲得。

2019年はトミー・ジョン手術の影響で投手登板がなく、打撃のみで1.5にとどまります。

2020年は新型コロナウイルス短縮シーズンであり、故障や不振でマイナスを記録する厳しいシーズンでしたが、2021年に大復活。投手4.1、打者4.9と合計9.0を叩き出し、MVPを獲得しました。

2022年は9.6、2023年はキャリアハイとなる10.0と安定して超一流の成績を残し、二刀流として歴史な記録を残し続けています。

2024年はトミージョン手術を受け、投手としては登板せずも打者で6.5、2025年もプラスの成績を上げています。

通算rWARは51.5で、殿堂入り基準とされる数値に迫る水準イチローの持つ通算rWAR60.0に迫っています。

上記の通算成績を見れば、大谷翔平がメジャー7年間で積み上げた数字の凄まじさは一目瞭然です。

しかし、WARやOPSの数字だけでは、「度重なる手術の絶望」や「二刀流継続の孤独な決断」といった、本人の内面までは見えてきません。

「あの時、大谷は何を考え、どうやって壁を乗り越えてきたのか?」 スポーツ誌『Number』が7年間にわたり追い続け、「大谷翔平へのインタビュー」だけで構成された「野球翔年II」は、これまでのMLBキャリアを振り返る一冊です。決して報道では見せない大谷翔平自身の言葉を、ぜひ確かめてみてください。

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WARへの批判的な見方

WARは総合的な評価指標として広く利用されていますが、決して万能ではありません。fWARrWARの算出方法には違いがあり、同じ選手でも数値が異なることから「どちらを信じるべきか」と疑問を持つ声も多い事実があります。ここでは以下の順でWARへの批判や限界を整理します。

  • WARの限界
  • 「WARは出場機会で増える」「見かけ倒しでは?」との批判

WARの限界

WARは便利な指標ですが、限界も明確で、まずfWARとrWARで守備評価の基準が異なるため、選手の数値が一致しません。

UZRを使うfWARと、DRSを用いるrWARでは同じプレーを評価しても結果が変わります。また、投手の評価方法にも違いがあり、FIPを採用するfWARと実際の失点を考慮するrWARでは数値に差が出ます。

さらに、WARは環境要因やチーム状況を完全に反映できません。球場の広さや守備陣のレベルが選手の数値に影響するため、単純に比較することには限界があると言えるでしょう。

「WARは出場機会で増える」「見かけ倒しでは?」との批判

WARは積算型の指標なので、出場機会が多いほど数値が増えやすい特徴があります。そのため「レギュラーで出続ける選手はWARが高くなるが、本当に実力差を反映しているのか」という批判もあります。

例えば、シーズンを通して安定して出場する選手は、突出した打撃成績がなくてもWARを積み上げることが可能です。そのため「見かけ倒し」と捉えられることがあります。

さらに、短期間で圧倒的な成績を残す選手よりも、平均的な活躍を続けた選手が高く評価されるケースもあります。

こうした点から、WARは選手評価の一助にはなるものの、万能な指標ではなく、OPSや防御率など他のデータと併用してこそ、正確な選手の評価につながると言えるでしょう。

実はこうしたデータ野球は、スター選手を獲れない貧乏球団の苦肉の策から始まりました。

「現在の華やかなデータ野球は、どこから始まったのか?」 その熱い歴史を知りたい方は、ノンフィクション映画『マネーボール』を見てみてください。

大谷翔平をセイバーメトリクスで評価すると歴代屈指【まとめ】

大谷翔平はデビュー以来、故障や不振の時期を挟みながらも、2021年以降は常にシーズンWAR7以上を記録し、二刀流としてMLBで活躍。

通算でfWAR49.7、rWAR51.5と、すでに殿堂入り水準に迫る数値を積み上げており、歴代のメジャーリーガーと比較しても極めて高い水準にあります。

こうしたWARやセイバーメトリクスを解説してきましたが、その原点とも言えるのが、ノンフィクション小説『マネーボール』です。

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なお、当ブログではイチローのWARについても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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