【2025年8月最新】松井裕樹のWARは?2024年のMLBでの成績や防御率、WHIP、年度別のfWARやrWARも比較

松井裕樹のWARは?2024年のMLBでの成績や防御率、WHIP、年度別のfWARやrWARも比較 WAR

メジャーリーグを語るうえで欠かせない指標のひとつが「WAR(Wins Above Replacement)」です。

WARは、ある選手が「控え選手と比べて何勝多くチームにもたらしたか」を数値化した総合評価で、打撃・守備・走塁すべてを含めて比較できる点が大きな特徴です。

皆様の中には、

  • そもそもWARって何?
  • 松井裕樹のWARを知りたい!
  • 松井裕樹って正直どれくらい活躍してるの?

という疑問を抱えている方はいらっしゃるはず。

そこでこの記事では、WARの定義やfWARとrWARの違い、メリットと限界を整理したうえで、松井裕樹のシーズン別・通算成績を具体的に解説します。

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WARとは何か?何を評価する指標か

WARは選手の総合的な貢献度を示す重要な評価指標です。ここでは以下の順に解説します。

  • WAR(Wins Above Replacement)の定義と計算
  • fWARとrWARの違い
  • WARのメリット

WAR(Wins Above Replacement)の定義

WARとは「Wins Above Replacement」の略称です。代替選手、つまり控えレベルの選手と比べてどれだけ勝利数を増やしたかを示します。

打撃、走塁、守備、投球などすべての要素を数値化し、統合して算出します。一般的に代替レベルのチームは勝率が約.320とされ、162試合で52勝程度しかできません。

基準と比較し、WARは選手がどれだけ勝利に貢献したかを数値化。打率や本塁打のように一側面だけではなく、総合的に選手の価値を評価できる点が特徴です。

fWARとrWARの違い

WARには主にfWARとrWARの二種類があります。

fWARは野手の守備をUZRで評価し、投手はFIPをベースに算出する方法です。fWARは守備の影響を取り除けるため、理論的に投手の純粋な力を測れる指標です。

一方、rWARはBaseball Referenceで用いられる算出方法です。守備はDRSを使用し、投手は実際の失点ベースで評価する点が異なります。rWARは実際の試合結果に基づいた評価で、現実に近い数字を出すと言えます。

WARのメリット

WARの最大のメリットは1つの数値で総合的な価値を比較できる点です。野手と投手を同じ基準で評価できるため、MVP投票や殿堂入り議論で活用されます。

また、WARは契約交渉や年俸評価でも重要な基準とされています。近年では「1WARは数百万ドルの価値」とも言われています。

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批判・懐疑的な見方

WARは総合的な評価指標として広く利用されていますが、決して万能ではありません。fWARrWARの算出方法には違いがあり、同じ選手でも数値が異なることから「どちらを信じるべきか」と疑問を持つ声も多い事実があります。ここでは以下の順でWARへの批判や限界を整理します。

  • WARの限界
  • 「WARは出場機会で増える」「見かけ倒しでは?」との批判

WARの限界

WARは便利な指標ですが、限界も明確で、まずfWARとrWARで守備評価の基準が異なるため、選手の数値が一致しません。

UZRを使うfWARと、DRSを用いるrWARでは同じプレーを評価しても結果が変わります。また、投手の評価方法にも違いがあり、FIPを採用するfWARと実際の失点を考慮するrWARでは数値に差が出ます。

さらに、WARは環境要因やチーム状況を完全に反映できません。球場の広さや守備陣のレベルが選手の数値に影響するため、単純に比較することには限界があると言えるでしょう。

「WARは出場機会で増える」「見かけ倒しでは?」との批判

WARは積算型の指標なので、出場機会が多いほど数値が増えやすい特徴があります。そのため「レギュラーで出続ける選手はWARが高くなるが、本当に実力差を反映しているのか」という批判もあります。

例えば、シーズンを通して安定して出場する選手は、突出した打撃成績がなくてもWARを積み上げることが可能です。そのため「見かけ倒し」と捉えられることがあります。

さらに、短期間で圧倒的な成績を残す選手よりも、平均的な活躍を続けた選手が高く評価されるケースもあります。

こうした点から、WARは選手評価の一助にはなるものの、万能な指標ではなく、OPSや防御率など他のデータと併用してこそ、正確な選手の評価につながると言えるでしょう。

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松井裕樹の年度別・通算WARを紹介

それでは松井裕樹の年度別・通算WARなど成績を以下の順で解説します。

  • 松井裕樹のシーズン別のfWARとrWAR
  • 防御率・WHIP・奪三振率など通算成績

松井裕樹のシーズン別のfWARとrWAR

松井裕樹のシーズン別のfWARとrWARは以下の通りです。

fWARrWAR
20240.30.8
2025-0.20.2
通算0.11

2024年はメジャーリーグ挑戦初年度で、防御率3.73と安定した成績を残し、fWARは0.3、rWARは0.8と評価されました。特に奪三振率9.9は高く、リリーフ投手として存在感を示しています。

2025年は防御率が4点台半ばに悪化し、与四球率や被本塁打の増加が課題となっています。fWARは-0.2、rWARは0.2となり、前年より低い数値です。

WARの指標は年によって変動が大きいですが、リリーフ投手特有の短いイニングでの登板が影響とも考えられます。安定した制球力を取り戻せれば、再びプラスの評価を積み重ねることができるでしょう。

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防御率・WHIP・奪三振率など通算成績

松井裕樹投手のMLB通算成績は以下の通りです。

通算成績
登板数113試合
投球回110.0回
防御率4.09
WHIP1.26
奪三振率9.70
与四球率4.20
被打率0.219
被OPS0.711

リリーフ投手としての特徴がはっきり見えてきます。2024年は62.2回を投げ、防御率3.73、WHIP1.16、奪三振率9.9と安定感のある内容でした。特に被打率.204、被OPS.665と打者を抑え込む力を示しています。

一方、2025年は8月24日時点で47.1回で防御率4.56、WHIP1.39とやや悪化。奪三振率9.30は維持しているものの、被打率.239、被OPS.770と打ち込まれる場面が増えています。四球率が高く、制球面の不安定さが成績に影響している点が目立ちます。

通算成績では110回を投げ、防御率4.09、WHIP1.26、奪三振率9.70となっています。メジャーリーグ平均と比較すると、三振能力は平均以上ですが、与四球率4.2.0は改善の余地があります。

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松井裕樹をリアルタイムで応援しよう【まとめ】

WARは野球で選手の勝利への貢献度を示す指標です。

松井裕樹は2024年は防御率3.73でfWAR0.3、rWAR0.8と安定した成績を残しましたが、2025年は制球や被本塁打の増加で数値が低下しています。

通算成績では防御率4.09、奪三振率9.7と三振能力は依然高く、今後は四球を減らすことでさらなる評価向上が期待されます。

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なお、当ブログではイチローのWAR大谷翔平のWARについても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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