日本プロ野球12球団の本拠地球場は、それぞれ収容人数や設計に個性があり、観戦体験も大きく異なります。
皆様の中には、
- 12球団の野球場の収容人数ってどれくらい?
- 各球場の広さを知りたい!
- 人気の球場を知りたい!
という疑問や悩みを抱いている方はいらっしゃるはず。
そこでこの記事では、2025年最新データに基づき、全12球団の球場の収容人数ランキング(1位〜12位)を紹介。さらに「収容率の高さ=人気度」とは限らない理由や球場ごとの広さ・構造が観戦に与える影響についても解説します。応援文化やスタジアムの特徴を踏まえ、どの球場で観戦するかの参考にしてみてください。
- 日本プロ野球12球団の本拠地球場の収容人数ランキング【1位〜12位】
- 1位:阪神甲子園球場(47,359人/阪神タイガース)
- 2位:東京ドーム(43,500人/読売ジャイアンツ)
- 3位:福岡 PayPayドーム(40,142人/福岡ソフトバンクホークス)
- 4位:ナゴヤドーム/バンテリンドームナゴヤ (36,418人/中日ドラゴンズ)
- 5位:京セラドーム大阪(36,220人/オリックス・バファローズ)
- 6位:エスコンフィールド北海道(35,000人/北海道日本ハムファイターズ)
- 7位:横浜スタジアム(34,046人/横浜DeNAベイスターズ)
- 8位:ベルーナドーム(33,556人/埼玉西武ライオンズ)
- 9位:MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(33,000人/広島東洋カープ)
- 10位:楽天モバイルパーク宮城(31,272人/東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 11位:明治神宮野球場(30,969人/東京ヤクルトスワローズ)
- 12位:ZOZOマリンスタジアム(29,916人/千葉ロッテマリーンズ)
- 収容人数と収容率で見る人気度の違い
- 球場の広さ・構造と観戦
- 野球観戦をリアルタイムで楽しもう!【まとめ】
日本プロ野球12球団の本拠地球場の収容人数ランキング【1位〜12位】
日本プロ野球12球団の本拠地球場の収容人数ランキングは以下の通りです。
- 阪神甲子園球場(47,359人/阪神タイガース)
- 東京ドーム(43,500人/読売ジャイアンツ)
- 福岡 PayPayドーム(40,142人/福岡ソフトバンクホークス)
- バンテリンドーム ナゴヤ(36,418人/中日ドラゴンズ)
- 京セラドーム大阪(36,220人/オリックス・バファローズ)
- エスコンフィールドHOKKAIDO(35,000人/北海道日本ハムファイターズ)
- 横浜スタジアム(34,046人/横浜DeNAベイスターズ)
- ベルーナドーム(33,556人/埼玉西武ライオンズ)
- MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(33,000人/広島東洋カープ)
- 楽天モバイルパーク宮城(31,272人/東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 明治神宮野球場(30,969人/東京ヤクルトスワローズ)
- ZOZOマリンスタジアム(29,916人/千葉ロッテマリーンズ)
それぞれ詳しく解説していきます。
1位:阪神甲子園球場(47,359人/阪神タイガース)

1924年に開場した日本最古の現役球場で、阪神タイガースの本拠地。収容人数はプロ野球開催時43,359人、高校野球時には最大47,359人 に達し、国内屈指の規模を誇ります。
甲子園はプロ野球と高校野球をつなぐ「野球の聖地」として知られ、春の選抜、夏の選手権の舞台として全国から注目を集めます。外壁を覆う蔦、銀傘と呼ばれる大屋根、そして時計台型スコアボードは球場のシンボルであり、独特の雰囲気を醸し出しています。
フィールドは両翼95m・中堅118mと標準的なサイズですが、かつては「ラッキーゾーン」があり、本塁打を量産する舞台ともなりました。撤去後は広さを活かした守備戦略が見どころとなっています。
また、阪神ファンの熱狂的な応援文化でも有名で、ジェット風船や大声援は甲子園名物。ただし周囲が住宅地のため、夜間の鳴り物応援には制限が設けられています。
2024年には開場100周年を迎え、今後は銀傘の全面拡張やボールパーク構想が進行中。まさに「過去と未来をつなぐ球場」として、これからも日本野球の中心にあり続ける存在です。
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2位:東京ドーム(43,500人/読売ジャイアンツ)

1988年に開場した日本初のドーム球場で、読売ジャイアンツの本拠地。収容人数は 43,500人 と12球団本拠地の中で上位に入ります。
最大の特徴は、空気圧で支える 空気膜構造の屋根。これにより雨や雪でも試合を開催でき、開場当時は「全天候型スタジアム」として大きな話題を呼びました。愛称は「ビッグエッグ」で、野球だけでなくボクシング、プロレス、コンサート、展示会など幅広いイベントが開催される多目的施設です。
野球においては、左右中間が110mと狭く、風の影響も受けないため、ホームランの出やすい球場として知られています。その一方で、天井に打球が当たる特殊なケースも多く、独自の「東京ドーム特別規約」が存在するのも特徴的です。
日本のプロ野球を象徴する球場であり、巨人の数々の名勝負、そして大舞台のイベントを支えてきた歴史あるスタジアムです。
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3位:福岡 PayPayドーム(40,142人/福岡ソフトバンクホークス)

1993年に開場した日本初の開閉式ドーム球場で、福岡ソフトバンクホークスの本拠地。プロ野球開催時の収容人数は40,142人と国内トップクラスを誇り、コンサート開催時には 5万人超を収容できる規模を持ちます。
グラウンドは両翼100m・中堅122mの国際規格で、当初は「本塁打が出にくい広さ」で知られていました。しかし2015年に「ホームランテラス」を新設したことで打撃戦が増え、観客の盛り上がりも一層高まりました。
また、国内最大級の大型ビジョン「ホークスビジョン」は合計1,923㎡の世界最大規模を誇り、迫力ある映像演出で観客を魅了。
座席はフィールドに迫る「コカ・コーラシート」や家族向け「やまやめんたいこBOX」など多彩で、球場全体がエンタメ空間。周辺にはエンターテイメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」も併設され、試合観戦以外の娯楽も充実しています。
命名権はこれまで「Yahoo!ドーム」「ヤフオクドーム」「PayPayドーム」と変遷し、2024年からは「みずほPayPayドーム福岡」になりました。
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4位:ナゴヤドーム/バンテリンドームナゴヤ (36,418人/中日ドラゴンズ)

中日ドラゴンズの本拠地として1997年に開場したバンテリンドーム ナゴヤ(旧ナゴヤドーム)。プロ野球開催時の収容人数は36,418人で、セ・リーグ本拠地の中では比較的大規模なドーム球場です。
両翼100m、中堅122m、外野フェンス4.8mと、広くて高い構造から「本塁打が出にくい球場」とされ、投手に有利な環境が特徴です。実際、中日移転後は長距離砲よりも投手力を重視したチーム編成が行われてきました。特に阪神タイガースにとっては長年の鬼門として知られています。
また、2021年からは興和がネーミングライツを取得し「バンテリンドーム ナゴヤ」に改称。さらに2026年には新席「ホームランウイング」が設置され、左右中間が110m、フェンスも3.6mに変更予定で、将来的には「東京ドーム級にホームランが出やすくなる球場」へと変化する見込みです。
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5位:京セラドーム大阪(36,220人/オリックス・バファローズ)

オリックス・バファローズの本拠地である 京セラドーム大阪(旧大阪ドーム) は、プロ野球開催時に36,220人を収容できる大規模ドームです。1997年に開場し、当初は大阪近鉄バファローズの本拠地として誕生しました。
両翼100m、中堅122mの国際規格サイズで、広さに加えて外野フェンスも高く「ホームランが出にくい球場」として知られます。そのため投手に有利な環境とされる一方、打者にとっては本塁打が難しい舞台です。
施設経営は紆余曲折がありましたが、2006年以降はオリックス不動産と京セラの支援により安定。現在では大阪を代表する多目的施設となり、野球だけでなく大規模コンサートや展示会の会場としても活躍しています。
スタンド構造は円形で、観客席からの見え方に特徴があり、場所によっては死角が生じる点がしばしば議論されますが、それもまた京セラドームの個性のひとつと言えるでしょう。
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6位:エスコンフィールド北海道(35,000人/北海道日本ハムファイターズ)

北海道北広島市に2023年に開場した最新鋭のボールパーク。最大の特徴は 開閉式屋根+天然芝(内野は2025年から人工芝) という国内唯一の仕様で、観戦体験はメジャーリーグ級。座席数は約29,000席ですが、立ち見を含め最大35,000人を収容できます。
収容人数だけで見れば12球団本拠地の中では中位〜下位に位置しますが、世界最大級の可動屋根や「球場内ホテル・温泉・サウナ」といった斬新な付帯施設により、単なる野球観戦にとどまらない楽しみ方が可能です。
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7位:横浜スタジアム(34,046人/横浜DeNAベイスターズ)

横浜公園内にある「横浜スタジアム」、通称ハマスタは、1978年に誕生し、以来横浜DeNAベイスターズの本拠地として親しまれています。最新の改修により、収容人数は34,046人 と大幅に拡張され、国内有数の大規模球場へと進化しました。
グラウンドは両翼94.2m、中堅117.7mとプロ野球本拠地では最も狭い部類に入り、ホームランの出やすい球場として知られています。その一方で外野フェンスの高さは約5mと高く、特有の守備が求められるのも特徴的です。
スタジアムグルメも名物で、真夏の試合で人気の「みかん氷」や、選手が寮で食べている「青星寮カレー」など、ここでしか味わえないメニューが豊富。DeNAの一体運営により演出も進化し、花火や照明演出が加わって「エンターテインメント球場」として進化を遂げています。
2020年の東京オリンピックでは野球・ソフトボール競技のメイン会場となり、世界的な舞台にも名を刻みました。
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8位:ベルーナドーム(33,556人/埼玉西武ライオンズ)

埼玉県所沢市の狭山丘陵に立地する、自然共存型スタジアムとして知られる球場。収容人数は 33,556人です。
最大の特徴は「壁がないドーム球場」である点。ドーム屋根は設けられているものの側面が開放されているため、雨風が吹き込み、夏は蒸し暑く冬は冷え込むという独特の環境が特徴。そのため「サウナで野球をしている」と選手が例えるほど、暑熱対策が課題となっています。
また、日本で唯一「場外ホームランの出るドーム球場」としても有名で、アレックス・カブレラらの豪快な本塁打を生んできました。掘り下げ式の構造を活かし、外野席は長らく芝生席でしたが、近年はリニューアルで椅子席やラウンジ、テラスシートなど多様な座席を導入しました。
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9位:MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島(33,000人/広島東洋カープ)

2009年に開場した 天然芝のオープン球場。収容人数は33,000人とNPB本拠地としては中規模です。
最大の特徴は左右非対称のフィールドと天然芝。メジャーリーグのボールパークを参考に設計され、レフトスタンドはホームランが場外へ飛び出す独特の景観を持ち、カープファンに愛されています。
また、ファウルグラウンドを極限まで狭めた設計により、観客と選手の距離が近く、臨場感あふれるプレー観戦が可能。砂かぶり席やパーティー席、ブルペンレストランなど、多彩な座席タイプも人気の理由です。
球場周囲を1周できる広いコンコースは試合中でも散策でき、子供から大人まで快適に楽しめる設計です。
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10位:楽天モバイルパーク宮城(31,272人/東北楽天ゴールデンイーグルス)

東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地として2005年から使用されているスタジアム。収容人数は 31,272人です。
最大の特徴は、観客とフィールドの距離が非常に近い設計で、声援や野次がダイレクトに響く「アウェー感」を作り出すと言われています。野村克也監督も「甲子園並みに敵にとってやりづらい」と語ったほどです。
また、球場改修によりフィールドシートやLEDビジョンなどを導入し、「ボールパーク化」 を推進。命名権の変遷も多く、「フルスタ」「Kスタ」「コボスタ」「楽天生命」など、ファンにとって親しみやすい愛称が次々と使われてきました。
天然芝のグラウンドを持ち、フェンスも比較的低いため、打球の行方が観客に近く感じられる点も特徴です。
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11位:明治神宮野球場(30,969人/東京ヤクルトスワローズ)

1926年に開場した歴史ある球場で、東京ヤクルトスワローズの本拠地。収容人数は 30,969人です。
「神宮球場」はプロ野球だけでなく、東京六大学野球や東都大学野球など、学生野球の舞台としても長年親しまれています。ヤクルト戦が行われる際も、学生野球の日程との兼ね合いで調整されることがあるのが特徴的です。
グラウンドは両翼97.5m・中堅120mと、他球場に比べてやや狭いため、ホームランが出やすい球場としても知られています。夏には神宮外苑花火大会が行われ、開放感ある外野スタンドとともに「都会のオアシス」としてファンに人気があります。
しかし、築90年以上が経過し老朽化が進んでいることから、2030年代には隣接地に新しい神宮球場が完成予定です。
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12位:ZOZOマリンスタジアム(29,916人/千葉ロッテマリーンズ)

千葉市が所有する海沿いのスタジアムで、千葉ロッテマリーンズの本拠地。収容人数は 29,645人 で、12球団本拠地の中では比較的小規模です。
最大の特徴は、強風にさらされる海沿い立地。浜風の影響でフライが伸びたり打球が失速したりと、試合展開にも影響。そのため「マリンの風」と呼ばれる独特の環境が、投手に有利・打者に不利な球場として知られています。
また、外野席からは海が近く開放感があり、夏には花火イベントやフェスも開催されるなど「ボールパーク化」が進んでいます。2019年にはフィールドウイングシートや「ホームランラグーン」が新設され、より臨場感ある観戦が可能になりました。
ただし、NPB本拠地球場で唯一、ロッテがここで優勝胴上げを経験したことがないというジンクスも存在します。今後は新球場建設の構想も進んでおり、将来的に球団とともに新しい歴史を築くことになりそうです。
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収容人数と収容率で見る人気度の違い
野球場の評価は収容人数だけでなく収容率によっても変わります。週間ベースボールOnlineの記事を参考にここでは具体的に以下の2点について解説します。
- 満席率の高い球場
- 収容人数が多い=人気とは限らない理由
満席率の高い球場
横浜スタジアムは収容人数こそ3万4千人程度ですが、DeNAの躍進や演出強化もありチケットは常に完売に近い状況です。週刊ベースボールONLINEの人気投票でも堂々の1位を獲得しました。
神宮球場も収容人数は約3万1千人と大規模ではありませんが、都心にあり学生野球の舞台としても愛され、投票では2位に入りました。
さらにマツダスタジアムも3万3千人規模ながら投票で5位に入るなど、高い稼働率を示しています。
このように、観客と選手の距離感や応援文化、グルメなど観戦体験の魅力が満席率を押し上げ、球場人気を決定づけています。
横浜DeNAベイスターズやヤクルトスワローズなど、満席率の高い球場は熱気が違います。スカパーなら人気球場の臨場感をそのまま楽しめます。
収容人数が多い=人気とは限らない理由
一方で、収容人数が多い球場が必ずしも人気上位とは限りません。
例えば東京ドームは4万3千人を超える大規模球場ですが、ファン投票では7位。福岡PayPayドームも4万人超を収容できますが、投票では9位でした。つまり、単に「多く入る」だけでは人気を維持できないことを示しています。
収容人数が多いと空席が目立ちやすく、熱気が薄れる場合もあります。逆に中規模球場は常に満員で一体感が生まれ、ファンの満足度が高まります。
そのため「収容人数ランキング」と「人気投票ランキング」を比較すると、規模と人気は必ずしも一致しないことがよく分かります。
東京ドームや福岡PayPayドームは大規模ですが、必ずしも人気上位とは限りません。スカパーなら規模に関わらず全ての球場をリアルタイムで体感できます。
球場の広さ・構造と観戦
野球場は収容人数だけでなく、グラウンドの広さや構造によっても観戦の楽しさが変わります。ここでは具体的に以下の2点に絞って解説します。
- フェアゾーン面積の比較(広さランキング)
- 球場の設計が観戦環境に与える影響
フェアゾーン面積の比較(広さランキング)
フェアゾーン面積の比較は以下の表に示します。
順位 | 球場名 | 両翼 | 中堅 | フェアゾーン面積(㎡・概算) |
---|---|---|---|---|
1 | 阪神甲子園球場 (阪神) | 95m | 118m | 約13,500 |
2 | 福岡PayPayドーム (ソフトバンク) | 100m | 122m | 約13,000 |
3 | バンテリンドーム ナゴヤ (中日) | 100m | 122m | 約13,000 |
4 | 京セラドーム大阪 (オリックス) | 100m | 122m | 約13,000 |
5 | 東京ドーム (巨人) | 100m | 122m | 約13,000 |
6 | MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島 (広島) | 101m | 122m | 約12,710 |
7 | エスコンフィールド北海道 (日本ハム) | 100m | 122m | 約12,700 |
8 | 楽天モバイルパーク宮城 (楽天) | 100m | 122m | 約12,500 |
9 | 明治神宮野球場 (ヤクルト) | 97.5m | 120m | 約12,000 |
10 | ベルーナドーム (西武) | 100m | 122m | 約12,000 |
11 | 横浜スタジアム (DeNA) | 94.2m | 117.7m | 約11,500 |
12 | ZOZOマリンスタジアム (ロッテ) | 99.5m | 122m | 約11,500 |
球場の広さを表す指標としてフェアゾーン面積があります。概算ですが、両翼・中堅の距離を基に算出され、得点傾向や守備戦略に大きな影響を与えます。
例えば甲子園球場は中堅が広く、フェンスも高いため投高傾向。一方で神宮球場や横浜スタジアムは狭く、ホームランが出やすい打高球場として知られています。
面積の広い球場では外野守備の動きが重要となり、逆に狭い球場では一発勝負の迫力が増すのが特徴です。
甲子園やマツダスタジアムなど広さに個性がある球場。スカパーなら広い球場の投手戦から狭い球場の一発勝負まで臨場感たっぷりに観戦できます。
球場の設計が観戦環境に与える影響
球場の特徴を測るうえで欠かせない指標が「パークファクター(PF)」です。
PFはリーグ平均を1.00とし、それを上回れば打者有利、下回れば投手有利を意味します。例えば神宮球場はホームランが出やすくPFが高め、逆に甲子園は広さや浜風の影響でPFが低くなります。
PFはシーズンごとに変動し、使用球の反発係数や球場改修、気候条件によって数値が上下します。そのため分析では単年の数値よりも3年平均を使うのが一般的です。
観戦する側もPFを理解していれば、同じ成績でも「どの球場で出た数字なのか」に目を向けられます。
つまりPFは選手評価を公平にするだけでなく、観客にとっても「この球場では点が入りやすい」「投手戦になりやすい」といった楽しみ方を広げてくれる重要な指標です。
神宮球場や東京ドームなど、設計やPFの違いで試合展開は大きく変わります。スカパーなら球場ごとの特色をリアルタイムで比較しながら楽しめます。
野球観戦をリアルタイムで楽しもう!【まとめ】
日本プロ野球12球団の本拠地球場は、収容人数や広さ、設計、応援文化にそれぞれ個性があり、観戦の仕方も大きく異なります。
ランキングで規模の大きさを把握することはもちろん大切ですが、収容率やパークファクターといった視点を加えると、球場の魅力をより深く理解できます。広い球場では守備戦が際立ち、狭い球場では一発勝負の迫力が楽しめます。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った球場を見つけ、スカパーなどでリアルタイムで観戦しながらも、現地観戦もしてみてください!
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